株式会社 秋田情報プリント

会社概要代表の思いスタッフ紹介事業案内出版物案内

SPコード


代表の思い

 高橋 大輔 代表取締役 高橋大輔


小さいころから誰もやらないことを選んでいました。

みんなと違う道、モノを選びたがる子どもでした。
選択肢が広がった高校時代、多くの友達が学校に通っているから
その間にお金を稼ごうと思い、定時制を選びました。

友達のほとんどがバイクで走り始めた時、
私は握りしめた5万円でギターを買いに走りました。

ギターを覚え弾いたのは、ジミ・ヘンドリックス。
でも、バンド仲間が求めたカッコよさの基準は、
BBキングにのめりこんだ私のそれとは違っていました。

そうして人と違うことを選び続けた私が就職したのは、
今は亡き父親が専務を務めていた会社でした。
現在の株式会社秋田情報プリントの前身となる会社。
その後、父は創業者亡き後の会社を引き継ぎ、新たに会社を設立しました。

「誰かがやらなければ、一番困るのはお客さんだ」

最後まで本当の声は聞けませんでしたが、
私から見える父の背中はそう言っているように感じていました。

考えてみると私の生き方は父の影響だったのかも知れません。
器用な生き方ができない血筋なのかも知れません。
創業者の右腕として忙しく会社を切り盛りし、経営者として会社を守って来た父です。
じっくりと話した覚えも今となってはあまり記憶にありません。

でも、父の想いを継ぐ事に迷いはありませんでした。

今、誰とも違う道を選ぶことは、
子どもだったころとは比べ物にならない重さを持つようになりました。
少ないけれど、私を信頼し頑張ってくれている大切な社員を、
その家族の生活を守ること。

そして、

そんな小さな会社の私たちを信頼し、
仕事をご依頼くださるお客さまの期待に応えること。

私たちの会社は社員11名。
大きな設備を、持っているわけでもありません。
だからこそ、一つひとつの仕事、お客さま一人ひとりを良く見渡せています。

営業スタッフも工場の状況を良く分かっているので、
成績を上げるために受注するだけして後から発覚する納期トラブルなど、大きな会社に見られる現場と営業の垣根もありません。

他の誰とも違う。

その思いは、きっとあなたにもあるはず。
だからこそ、音楽家は音で表現し、画家は絵でそれを伝えようとします。
言葉で伝えられる方もいれば、身体的パフォーマンスを選ぶ方も、
そして、文字にその想いを乗せることもあります。

例えば、私たちのお手伝いする自費出版事業。
それは流通に乗る、書店に並ぶもの、だけとは限りません。

自分史や絵本、詩集、フォトエッセイなど
自分の想いを込めて書き溜めてきたものを形にしたい。
だから10冊とか50冊、身近な方々にお配りする分だけあれば良い。
そうおっしゃるお客さまもいらっしゃいます。

たった1冊の本かも知れませんし、1ページ、わずか1行の言葉かも知れません。
でも、それはお客さまにとって、大切な誰かに届いて欲しいという
気持ちのこもった大切なもの。

私たちの仕事は「印刷して納品する」だけではなく、
お客さまの気持ちをお届けすることなのです。

そうした仕事の中で、
社員やその家族、そして何よりお客さまから喜んでいただけること。
「あなたにお願いしてよかった」
そう言っていただく瞬間が、私たちの喜びなのです。

多くの印刷会社が効率や生産性を求め続けた結果、
頼みたいけど、頼みづらくて…
そんな仕事のご相談を良くいただくようになりました。

もちろん、その企業努力がコストを削減し、ロスを減らし、
より安くできるようになったことも事実です。
でも…

決して効率が良いとは言えない仕事でも、
こんな相談しても良いのか、ちょっと不安なんだけど…
不安を抱えたあなたが、少しでも気楽にご相談、お問合せできる、
そして、お客さまが喜んで「ありがとう」と言ってくださる会社であり続けたいと思っています。

創業50周年。
そんなタイミングで私が代表になりました。
私たち、秋田情報プリントに興味を持っていただき、ありがとうございます。
生産性や効率だけではなく、「あなたの笑顔」を求める印刷会社でありたいのです。

事業継続を決意した父がそうしてきたように____。


トップページへ

Copyright © Akita Joho Print. All Rights Reserved.